It'sアンテナ!ファイルリスト33


大山の北東に位置する標高600mの孝霊山にあるテレビ中継局とFMの送信所です



NHK 鳥取総合・教育 アナログ


NHK鳥取アナログ総合と教育をUHFで送信している中継局です。テレビの中継局ですが、パラボラアンテナしか設置されていない、かなりめずらしいタイプの中継局です。
右写真中央に位置する中型のプレートパラボラ(西向き)と右側の大型パラボラ(南向き)でUHFの53chと55chを送信しています。裏側のパラボラ(東向き)が鉢伏FXからのマイクロ受けです。その他小型パラボラと頂部に設置されているのは鉢伏山送信所まで素材を送るためのFPUのようです。
米子地域は松江の枕木山からの電波で受信している地域ですので、上淀江局は中継局へ電波を送るためのFX局的な存在です。
以前枕木山にNHK鳥取の米子中継局が無かった頃、鉢伏送信所が見通せない米子市街地にあった旧米子局と、現役である日野、溝口、米子飯山局へ中継する為のようです。
米子デジタル局ができた現在は、鳥取西部地域のサテはほぼそちらからの受信ですので、アナログが終わったら上淀江局は廃局になる可能性が高そうです(FPU、素材送り用固定局としては活躍するのかも)


高画質写真があります

予備用なのか局舎横で、鉢伏山親局をそれぞれ3ch(V-Low)、4ch(V-High)をスタックで受信していました。
また、局舎は上淀江UHF中継局用(写真左)とFPU基地局(写真右)とアンテナ鉄塔の下でそれぞれ別れていました。UHF中継局用はかなり年期が入っている感じです。

あと、鉄塔下に謎のMASPRO製BSアンテナが設置されていました。時々NHKの局舎で見かけるBSアンテナですが、地上波が切断された時の非常用でしょうか?

ちなみに上淀江局、超鋭指向性のパラボラ送信なので、実用的とはいえませんが出雲の自宅でもなんとかカラーで受信できます。





DARAZ-FM送信所(コミュニティーFM)

DARAZ FM(ダラズエフエム)は2010年6月に開局したばかりの新しいコミュニティーFM局です。山陰地方は人口規模が小さいのでこの局を含めてコミュニティー局は3局しかありません。
ただこちらの局は20Wながらかなりの本気モードで、米子を中心とする中海圏域に電波を送るのに最も適している孝霊山にアンテナを設置しました。
アンテナ鉄塔は以前NTTが使用していたと思われるもので、高さが約60mあるすばらしく立派な鉄塔です。デジカメズームで拡大すると、鉄塔西側上部に3素子の八木が2段1面で取り付けられていました(鉄塔からするとアンテナが小さすぎる。。)
アンテナの指向性通り、西向きにはかなり飛んでいて、島根の安来から東出雲はもちろん、松江から宍道湖北岸方面まで受信できます。ただ、アンテナから反対方向である東側方面にはあまり飛んでいません(鉄塔周りが大きすぎて壁になっている?)
局舎は巨大鉄塔の下にぽつんとありました。


高画質写真があります






番外編 中海テレビ孝霊山受信点

送信施設を取り上げる事が多い「It's アンテナ」ですが、今回はあまりにも立派だったので、受信設備を取り上げます!

写真は鳥取県西部エリアを広くカバーしているCATV局「中海ケーブルテレビ放送」の孝霊山受信点です。
こちらでは主に兵庫県の香住中継局の電波を受信して「ABCアナログ」(35ch)と「サンテレビアナログ」(39ch)を受けているようです。
東向きにUHFのグリッドパラボラと高性能型UHF八木アンテナが向いていました。また、その反対側には米子市街地の演奏所まで送る、太鼓のような形をした大きなマイクロ用パラボラが設置されていました。
デジタルは地元鳥取局の鉢伏や岩美中継局が香住局デジタルと同一物理チャンネルで送信している為、この場所では受信が難しいと思われます。

局舎横には自家発電設備もあり、かなり本格的な設備となっています。








上淀江テレビ中継局・FM送信所

   

NHK鳥取
総合

NHK鳥取
教育

DARAZ FM
(コミュニティーFM)
受信チャンネル

鉢伏FX
鳥取3ch

鉢伏FX
鳥取4ch

LINE
送信チャンネル(周波数)

55ch

53ch

79.8MHz
出力

10W

20W
送信アンテナ

4mプレートパラボラ
 1.8mプレートパラボラ

3素子八木
2段1面
※垂直偏波

関連送信所・中継局

松江 枕木山 鳥取 鉢伏山 日野局 溝口局 米子飯山局 

2010年8月8日作成



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